治療中に何か困ったこと、不安なことがあれば、何でもお話しください。
今使用している装置についてのお悩み、治療中の痛みが強い、装置を付けてから楽器が上手く吹けなくなった・・等々。
治療途中の急な結婚式、ご妊娠やご出産、転居で通えなくなりそう、といったことは特に成人の方には起こり得ることです。
また、装置が壊れて痛い、食べられない・・といった緊急の場合には、休診時間でも大丈夫ですので、すぐにご連絡ください。

食べ物について

装置が壊れる原因によく見られるのが、「硬いものを噛んだことによる破損」と「くっつきやすいものを食べたときの破損」です。
飲み物の入っている氷をガリガリ噛むような癖がある方は注意してください。食べ物の塊は、一口サイズにしてから口に入れると良いでしょう。
硬いもの：氷、煎餅、するめ、りんごなど
くっつきやすいもの：キャラメル、キャンディーなど

飲み物について

ジュース、炭酸系の飲み物は、虫歯の大敵です。禁止とは申しませんが、飲んだあとは必ずうがいを、できれば歯磨きをしましょう。見過ごされがちなのが、スポーツドリンクです。水分を効率よく摂取でき、健康的なイメージがありますが、中には糖分を多く含むものがあります。
※特にマウスピース型カスタムメイド矯正装置を使用されている方は、虫歯治療で歯の形が変わってしまうと、マウスピースの再作製のため、追加の型取りが必要になることがあります。

自宅で使う装置

ご自宅で、患者様の管理により使用する装置も、できるだけ長い時間装着することで、早く効果が現れます。
また、就寝中に装着する装置がどうしても睡眠を邪魔する、というときには、代わりの方法をご紹介できる場合があります。健康な身体作りのためには、良質な睡眠も欠かせません。遠慮なさらずにご相談くださいね。

治療中の痛み

「痛い」という感覚は人それぞれです。同じ刺激を受けていても、痛いと感じる人もいれば、なんともない方もいます。
歯を動かすということは、顎の骨の中で歯根が移動している、ということです。痛みが出る人がいてもおかしくありません。
「前回の調整の後痛くなったから今回も不安」「明日試験があるから痛みはできるだけ避けたい」といった場合には、お気軽にお申し付けください。痛み止めを処方いたします。
また、試験、試合、大会、旅行など、大切な行事の予定がある場合には、その直前の治療の開始、調整は避けた方が良いでしょう。

癖の改善について

顔の形、口元・顎関節のバランスなどと密接な関係があるのが、口回りの筋肉です。
就寝時の姿勢、指しゃぶり、口呼吸、爪噛み、唇を舐める・噛む癖などが口回りの筋肉に悪影響を与え、顔の形、口元・顎関節のバランス、さらには歯並びを悪化させることがあります。
まず“悪い癖”を意識するところからスタート。ご来院の度にレッスン等行いながら改善のお手伝いを致しますので、一緒に頑張りましょう。

通院について

矯正の治療中は、装置の種類にかかわらず、定期的なご来院をお願いしています。そのタイミングで歯の動きをチェックし、調整し、歯磨き指導なども行っています。
装置や患者様によって通院の頻度が少しずつ異なるのには、それだけの理由があります。虫歯リスクが高いから、セルフケアに不安があるから、といったさまざまな理由により、お一人お一人のご来院のタイミングを決定しています。
できる限り、当院のお願いした時期にご予約いただき、お口の中を見せていただきたいと思います。確実に歯を動かしていくため、また少しでも早く治療を終えるため、皆様のご協力をお願いいたします。

キャンセルについて

ご予約をキャンセルする際には、早めにご連絡をいただければ幸いです。こちらも、皆様のご協力をお願いいたします。

きれいになっていく経過を楽しんでください。

当院では初診検査時のお顔やお口のお写真をファイルに入れてお渡ししています。新しく装置が付いた時には写真を追
加したりもしますので、ご自身の変化を時々眺めてみて下さいね！きっと驚かれるはず！